金メダリストが2人誕生!アルペン競技で初の“珍事”

[ 2014年2月13日 05:30 ]

女子滑降で1分41秒57の同タイム優勝となり、 手をつないでガッツポーズするギザン(左)とマゼ

ソチ五輪アルペン

 女子滑降は8番滑走のギザン(スイス)と21番滑走のマゼ(スロベニア)が1分41秒57の同タイムでフィニッシュ。同一種目で2人の金メダリストが誕生したのは、アルペン競技では初めての出来事となった。

 主要大会では5年ぶりの勝利となったギザンは「最初から思い切って突っ込んだ。全てをぶつけたわ」と歓喜。スロベニアに冬季五輪初の金メダルをもたらしたマゼは「バンクーバー五輪ではあと少しで勝てなかったので(銀2つ)とてもうれしい」と笑顔をのぞかせていた。

 ◆ティナ・マゼ(スロベニア=アルペンスキー女子滑降)10年バンクーバー五輪のスーパー大回転と大回転でそれぞれ銀メダル。世界選手権は11年に大回転、13年にスーパー大回転を制した。W杯通算23勝。ピアノが趣味。1メートル71、68キロ。30歳。

 ◆ドミニク・ギザン(スイス=アルペンスキー女子滑降)11年世界選手権スーパー複合4位。W杯通算3勝。ゴルフが趣味。1メートル72、70キロ。28歳。

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2014年2月13日のニュース