渡部暁「ようやく翼広げられた」 20年ぶりメダル「先輩方に感謝」

[ 2014年2月13日 00:35 ]

複合個人ノーマルヒルで2位となり、優勝したエリック・フレンツェル(左)と健闘をたたえ合う渡部暁斗

ソチ五輪ノルディック複合・個人ノーマルヒル

(2月12日)
 <銀メダル 渡部暁と一問一答>

 ―後半距離は。

 「エリック(フレンツェル)と協力して逃げようと話し合った。僕の方が、スキーが滑っていたので、多めに引っ張った。最後の上りで仕掛けて疲れてしまった。でもあそこしかチャンスはなかった。思ったところで仕掛けて負けたので悔いはない」

 ―レース中に銀メダルでもいいと思ったか。

 「いや、いつも金狙い。ワールドカップ(W杯)も常に勝ちを狙っている。そこで負けているだけ。個人ラージヒルも勝ちに行く。いつも通り」

 ―日本にとって久しぶりのメダル。

 「20年ぶりなんだなとびっくりした。いろんな人が引っ張ってくれて今のチームがある。すごく先輩方に感謝している」

 ―メダルの意味

 「メダルを取れたのはすごく大きい。これでようやく翼が広げられたというか。メダルを取らずにW杯の方が(五輪より)レベルが高いんだよと話したとしても、負け犬の遠ぼえになるから」(共同)

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