東京五輪のスポンサー決定 パナ、機器納入で優先交渉

[ 2014年2月6日 17:52 ]

 パナソニックは6日、2020年東京五輪の最高位のスポンサーになることが決まったと正式発表した。最高位スポンサーは一業種一社に限られており、パナソニックは競技会場で使う大型スクリーンや監視カメラなどの納入で優先的に交渉できる権利を獲得する。

 津賀一宏社長が6日、ロシアのソチで国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と会談し調印した。契約期間は17~24年の8年間。契約金は非公表だが、計200億円超とみられる。18年の平昌冬季五輪も対象となる。

 今回から大型スクリーンなど従来のAV機器に加え、白物家電や電動自転車も地域限定でスポンサー契約の対象となった。選手村などに冷蔵庫や洗濯機を納入しやすくなるほか、白物家電の宣伝にも五輪マークを使うことができる。

 パナソニックは、1988年のカルガリー冬季五輪からスポンサーを務めている。津賀社長は「当社の最新技術と商品で世界最高峰のスポーツイベントを支えたい」とのコメントを発表した。

続きを表示

2014年2月6日のニュース