バレー男子日本代表新監督に南部氏就任 パナで3冠の名将

[ 2014年2月6日 14:17 ]

08年黒鷲旗で優勝、胴上げされるパナソニック・南部正司監督

 日本バレーボール協会は6日、男子日本代表監督にプレミアリーグのパナソニックを率いる南部正司監督(46)が就任すると発表した。外国人初の男子日本代表監督となった日系米国人のゲーリー・サトウ氏(59)は1年で退任する。

 南部新監督は1967年8月6日、大阪市生まれ。選手時代にはアタッカーとして活躍し代表経験もある。07年にパナソニックの監督となり、09~10年と11~12年にプレミアリーグ、全日本選手権、全日本男女選抜大会の3冠に導いた。サトウ氏は昨年、16年リオデジャネイロ五輪を目指して就任したが、世界選手権アジア最終予選で敗退するなど不振が続いていた。

 ▼南部正司・男子日本代表監督の話 リオデジャネイロ五輪出場を目指し、全力を尽くして再建に当たりたい。拾ってつなぐ諦めないバレーを目指す。今年は仁川アジア大会(韓国)の優勝が目標。積極的に若い選手を選出していきたい。

 ▼荒木田裕子・日本バレーボール協会強化事業本部長の話 世界選手権出場は当然と思っていたので、昨年の予選で出場を逃してショックを受けた。(サトウ監督の態勢で)伸びしろがあるかというと、難しいというのが強化委員会全体の考えだった。

 ▼羽牟裕一郎・日本バレーボール協会会長の話 (監督交代は)男子強化委員会から提案があった。サトウ監督は強化にまい進してきたが結果が実らず、チーム成績は極めて厳しい、残念な結果に終わった。

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2014年2月6日のニュース