団体SPで差つきやすい 羽生と真央でトップ取りたい

[ 2014年2月6日 05:30 ]

 【フィギュア団体展望】10カ国が出場するSPは、順位に応じた得点が10点から1点まで、5カ国が進むフリーは10点から6点までのため、SPの方が差が開きやすい。

 日本はペアの高橋・木原組とアイスダンスのリード組の苦戦が必至のため、羽生と女子SPで起用が決定的な浅田でともにトップを取りたい。フリーに進出すればペアとアイスダンスは最下位でも6点を得られるため、メダルの可能性が広がる。日本は男子フリーに町田、女子フリーには鈴木を起用することが確実。全4種目でバランスのいいメンバーをそろえるカナダ、ロシア、米国がメダル争いのライバルになる。団体で表彰台に上れば個人戦に弾みがつくのは間違いない。

 ▽フィギュアスケート団体 今大会から採用の新種目。カナダ、ロシア、米国、日本、イタリア、フランス、中国、ドイツ、ウクライナ、英国の10カ国が出場。男子、女子、ペア、アイスダンスいずれも1位から順に10点から1点が与えられ、国別に得点合計を争う。SPの上位5カ国がフリーに進み、SPとフリーの合計得点で争う。2種目まではSPとフリーで異なる選手を起用できる。

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2014年2月6日のニュース