スマイルジャパン、世界4位ロシアに惜敗…0―3から反撃も

[ 2014年2月6日 05:37 ]

日本―ロシア 第1ピリオド、攻めこむ大沢

 アイスホッケー女子の日本代表が5日、ソチ冬季五輪の1次リーグで対戦する地元ロシアと強化試合を行い、0―3と劣勢になった後半に持ち前の速さとスタミナで攻勢に転じたが、2―3で惜敗した。

 世界ランキング10位の日本は同4位のロシアの個人技とパワーに圧倒され、第1ピリオドに2失点した。さらに1失点した第2ピリオドに17歳のFW浮田(Daishin)が1点を返し、第3ピリオドにはFW坂上(三星ダイトーペリグリン)がミドルシュートを決めたが及ばなかった。

 日本は1次リーグで9日にスウェーデン、11日にロシア、13日にドイツと顔を合わせる。

 ▼飯塚祐司・日本女子代表監督の話 最初はロシアのスピードに圧倒されたが、第3ピリオドは日本のアイスホッケーができた。60分間走り続ければ相手の足が止まることも分かった。9割以上の出来だと思う。

 ▼大沢ちほの話 第1ピリオドは自分たちのプレーができず、焦ってバタバタした。第2ピリオド以降は自分たちのホッケーができた。自信を持って本番に臨みたい。

 ▼坂上智子の話 ゴールに向かって打ったら入っちゃった。第1ピリオドはみんなびびっていたけど、自分たちのホッケーをすれば対等にできると分かった。

 ▼浮田留衣の話 角度のないところから打つシュートは練習していた。それが試合で出たのはすごくうれしい。

 ▼藤本那菜の話 ロシアはパスやシュートのスピードがある。ゴール前に入ってくるのもうまい。失点場面を反省し、DFとの連係をもう一度、確認しておきたい。(共同)

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