さくら わずか1打及ばず…それでも「充実、100点」

[ 2013年12月2日 05:30 ]

賞金女王争いを終え、並んで記念写真を撮る横峯(左)と森田

女子ゴルフツアー ツアー選手権リコー杯最終日

(12月1日 宮崎県宮崎市 宮崎カントリークラブ=6451ヤード、パー72)
 最終18番。リーダーボードを確認した横峯は8メートルのバーディーパットを狙ったが、カップに向かったボールは無情にも手前で曲がった。「あれが精いっぱい」。パーでホールアウトし70。森田を1打上回り通算3オーバーで後続を待ったものの、1打及ばず09年以来となる2度目の戴冠を逃した。

 それでも最後まで女王争いを繰り広げたシーズンを振り返り「充実した一年になった。今年は4勝をしているので100点」と笑顔を見せた。

 5月のフジサンケイからメンタルトレーナーと契約し、翌週のサイバーエージェントで約2年ぶりに優勝。精神面でのサポートを受けて勢いに乗った。「ゴルフは技術だけじゃなくてメンタルもある。きょうは一味違ったゴルフができた」。完全復活を果たした27歳が来季へ向けて確かな手応えをつかんだ。

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2013年12月2日のニュース