W杯複合団体3位!「団結力」で09年以来の表彰台

[ 2013年12月2日 05:30 ]

複合団体第1戦で3位に入り、笑顔でポーズをとる(左から)渡部善、加藤、渡部暁、永井

 ノルディックスキーのW杯複合は1日、フィンランドのクーサモで団体第1戦が行われ、加藤大平(サッポロノルディックク)、渡部善斗(早大)、永井秀昭(岐阜日野自動車)、渡部暁斗(北野建設)の日本が3位に入った。

 主要大会の複合団体では09年世界選手権で優勝して以来の表彰台となった。優勝はノルウェーでドイツが2位。日本は前半飛躍(HS142メートル、K点120メートル)で渡部善が144・5メートルを飛ぶなど安定したジャンプで2位につけ、首位ノルウェーに28秒差で出た後半距離(20キロ)でドイツに抜かれたが、フランスとの3位争いを制した。昨季世界選手権4位で各選手がチームとしての戦いに思い入れを強くしている団体で表彰台。渡部暁が右手を上げてゴールするとメンバーは笑顔で出迎えた。今季はおそろいの帽子を作り「団結力を培ってきた」と渡部暁。ソチ五輪でメダル獲得を狙う日本が、序盤戦から総合力を示した。

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2013年12月2日のニュース