白鵬 心臓移植目指す少年支援、国技館で募金お願い

[ 2013年12月2日 05:30 ]

 大相撲の横綱・白鵬が、自身を冠とした子供相撲大会・白鵬杯(来年2月2日、両国国技館)で心臓移植実現を目指す少年のために募金を呼びかける方針を示した。

 先月27日に観光大使を務める鹿児島県霧島市を訪れた際、同市在住で約50万人に一人の頻度で発症する難病「拘束型心筋症」を患う水流添日向(つるぞえ・ひなた)くん(6)の救命に協力することを表明。すぐに自身のブログで募金を呼びかけ、冬巡業初日(福岡県北九州市)が行われたこの日も「白鵬杯でも募金をやる。初めて国技館でやるから」と話した。

 米国での移植手術には1億4500万円の費用がかかる。募金は先月26日の時点で196万円だったが、先週末には494万円となった。白鵬杯は500人以上の小中学生と保護者らが駆けつけるだけに、横綱にとっては、多くの人に日向くんの存在を知ってもらう絶好の機会となるはずだ。

 ▽「つるぞえひなた君を救う会」 募金の振込先など詳細は公式サイトに。問い合わせは同事務局=(電)0995(58)2536=へ。

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2013年12月2日のニュース