川内 日本人最高3位!根性の粘りでアジア大会代表有力

[ 2013年12月2日 05:30 ]

日本人トップの3位でゴールする川内

福岡国際マラソン

(12月1日 平和台陸上競技場発着42・195キロ)
 五輪戦線に生き残った。アジア大会(来年9月、韓国・仁川)の代表選考会を兼ねて行われ、川内優輝(26=埼玉県庁)が2時間9分5秒で、日本人トップの3位。目標の2時間7分30秒には届かなかったものの、アジア大会代表の有力候補に浮上した。マーティン・マサシ(27=スズキ浜松AC)が2時間7分16秒で優勝した。

 夢舞台への道はつながった。川内は、日本人トップでゴールしアジア大会代表の有力候補に名乗りを上げた。会見では「アジアで金メダルを目標にやっていきたい。これからも頑張ることになったんで、よろしくお願いします!」と声を張り上げた。

 果敢に前に出た。ペースメーカーが中間点で外れると先頭へ。集団を5、6人に絞り込み互いに引っ張る作戦だったが、追走したのはゾストだけだった。29キロ手前で集団に吸収されたものの「つぶれてもいいっていう覚悟はあった」と終盤は根性で粘った。11月3日にニューヨークシティーマラソンに出場した後、うまく疲れが抜けず、弟・鴻輝(21)には「足が重い。足が重い」と弱音も漏らしていたが、最低限の結果は出した。

 アジア大会で金メダルを獲得すれば、15年北京世界選手権代表に内定。同選手権の日本人最上位入賞選手は、国内選考会を経ずに16年リオデジャネイロ五輪切符を獲得できる。「アジア大会の代表に決まったら、絶対に金メダルを獲る。金メダルが獲れなければ、(五輪争いから)外れます!」。夢舞台への最短ルートを、公務員の最強市民ランナーが突っ走る。

 ▼アジア大会男子マラソンの選考 枠は2。福岡国際、来年2月の東京、3月のびわ湖毎日の各大会で日本人3位以内の選手から選考される。代表入りした選手は、日本陸連が4月に発足させるナショナルチーム(NT)に自動的に入る。NTでは年2回程度の強化合宿だけでなく血液検査などで暑さ克服のために、科学的なアプローチも行う。

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