海老原 60メートルの壁痛感「やっぱりここかという気持ち」

[ 2013年10月21日 06:00 ]

 陸上の田島直人記念は20日、山口県の維新百年記念公園陸上競技場で行われ、女子やり投げは日本記録保持者で、世界選手権にも出場した海老原有希(スズキ浜松AC)が自らの大会記録を2メートル近く更新する59メートル81で制して6連覇。男子やり投げにエントリーしていたディーン元気(早大)は欠場した。

 海老原は1投目で早々と大会新をマークしたが、それ以降、記録は伸びなかった。

 60メートルには19センチ届かず「やっぱりここかという気持ち」と表情もさえなかった。今夏の世界選手権では「どんな条件でも平均的に60メートルを超える地力が必要」と痛感した。今季はあと1試合でオフに入るそうだが「体を大きくしつつ、スピードやジャンプ力も大切にしたい」と来季の課題を挙げた。

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2013年10月21日のニュース