戸田中央総合病院 今季最多の13得点圧勝 

[ 2013年10月21日 06:00 ]

日本女子ソフトボールリーグ第10節最終日

(10月20日)
 2会場で4試合が行われ、戸田中央総合病院はシオノギ製薬に13―2で快勝した。シオノギ製薬は11位が確定し、2部2位と入れ替え戦に回る。ルネサスエレクトロニクス高崎の森さやかは94年の宇津木麗華以来の打率5割で首位打者が決定的。なお、甲府で行われる予定だった2試合は降雨中止で21日に順延された。

 <戸田中央総合病院>今季最多の17安打13得点でシオノギ製薬に圧勝。2部との入れ替え戦を免れた。山崎監督は「先に点が取れたのが大きかった。キャプテンのタイムリーだったからベンチが勇気づけられた」と内田千を評価。内田千は3回1死一、二塁での中越え二塁打を「今までになく集中できていた」と笑った。勢いに乗って自身初の1試合4安打(リーグタイ記録)とし「入れ替え戦に行きたくなかったので記録より勝てたことだけで十分」と話した。

 <トヨタ自動車>グラウンド全体に水が浮く雨中の試合で3―6でホンダに敗れた。白星で締めくくることができなかったが、福田監督は「今年も選手はみんなよくやってくれた」と5季にわたって95試合連続首位で終えたことをねぎらった。首位打者と5割がかかっていた長崎と渡辺はともに1打席で安打なし。打点王が確実な長崎は「四球だから仕方がないけれど、ホームランを打ったら三冠王だったのは知っていたので、ファウル2つが悔しい」と唇をかみしめていた。

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2013年10月21日のニュース