新聞週間の集い 為末氏らが取材を受けた経験語る

[ 2013年10月21日 21:15 ]

第66回新聞週間「記念の集い」でパネルディスカッションの進行を務める増田明美さん(左端)

 第66回新聞週間「記念の集い」が21日、東京・内幸町の日本プレスセンターで開かれ、スポーツ報道についてのパネルディスカッションで元陸上選手の為末大氏らが取材を受けた経験などを語り合った。

 五輪に3度出場した為末氏は「誠実に『僕はこう思う』と話すことが重要だと思う」とする一方、現役引退後は取材する側にもなり「質問するのは難しいと日々感じる」と話した。

 ノルディックスキー複合の荻原次晴氏は「マイナースポーツでも紙面に載せてもらえてありがたかったが、兄の健司と記者に間違われたのはつらかった」と笑いを誘った。ロサンゼルス五輪マラソン代表の増田明美さんは練習を優先したくて取材を疎ましく思ったこともあるというが、「上手に伝えてもらえたらファンも増えると今は分かる」と話した。

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2013年10月21日のニュース