義肢装具士も支援訴え「今は器具に関する強化費出ない」

[ 2013年10月14日 06:00 ]

2回目、佐藤真海は4メートル75の大会新記録を出す
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第13回全国障害者スポーツ大会

(10月13日 東京・味の素スタジアム)
 佐藤らの競技用義足を製作している義肢装具士の臼井二美男さん(58)もパラリンピアンの支援強化を訴えた。

 競技用義足は最低でも70万円はかかり、資金のない若い選手は佐藤の使った“お古”を改良して使うこともあるという。半年に1回ほどで交換時期が来るが、トレーニングで足が太くなればそのたびに接合部を作り替える必要も出てくる。臼井さんは「今は器具に関する強化費は全く出ない。車いすや義肢の予算、支援態勢も整えていかないと」と語った。

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