ストーサー底力見せたV「第2セットからものにできた」

[ 2013年10月14日 06:00 ]

シングルスでウージニー・ブシャールを下し、優勝したサマンサ・ストーサー

テニス HPジャパン女子オープン最終日

(10月13日 大阪市靱テニスセンター)
 シングルス決勝は第3シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア)が3―6、7―5、6―2で第5シードのウージニー・ブシャール(カナダ)を下し、4年ぶり2度目の優勝を果たした。今季2勝目でツアー通算5勝。ストーサーは張帥(中国)と組んだダブルス決勝ではクリスティナ・マダナビッチ(フランス)フラビア・ペンネッタ(イタリア)組に敗れた。

 ストーサーはサービスゲームで3度のブレークを許して第1セットを落としたが、元全米オープン女王の底力で巻き返した。第2セット以降は強烈なトップスピンの効いたフォアハンドを軸に揺さぶって優位に進め「第2セットからはきちんとチャンスをものにできた」と話した。この大会はツアー初優勝を飾った思い出の大会でもある。「日本に来るのは楽しみだし、応援も温かい。来年も再来年もここに来たい」と笑みを浮かべた。

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2013年10月14日のニュース