柔道金2、全6階級でメダル 東アジア大会第9日

[ 2013年10月14日 19:05 ]

女子52キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔の宮川拓美

 東アジア大会第9日は14日、中国の天津で行われ、柔道は男子66キロ級の森下純平(了徳寺学園職)と女子52キロ級の宮川拓美(コマツ)が優勝し、この日実施された全6階級でメダルを獲得した。

 男子73キロ級の土井健史(天理大)は銀メダル。同60キロ級の川端龍(了徳寺学園職)と女子で48キロ級の山崎珠美(山梨学院大)と57キロ級の平井希(自衛隊)は銅メダル。

 野球は決勝で韓国を4―2で下して優勝した。テニスの男子シングルス決勝で片山翔(イカイ)は台湾選手を破り、金メダルを獲得した。

 ▽森下純平の話 最近結果を残せていなかったので、どうしても勝ちたかった。優勝できてよかったけど、内容は悪かった。今回の経験を講道館杯につなげたい。

 ▽宮川拓美の話 優勝できてよかった。負けていたら何にもならない。11月の講道館杯で優勝することが目標。3年後のリオデジャネイロ五輪に向けてステップを踏んでいきたい。

 ▽山崎珠美の話 3位になれたけど、その前に負けたので課題が残る。浅見(八瑠奈)先輩に勝たないと、自分の出番がない。日本で結果を出して、海外でも通用するように頑張りたい。

 ▽川端龍の話 こういう試合で優勝してアピールしないといけないのに、3位で悔しい。今は悪い面でも柔道は注目されているので、勝つことによって応援してくれる人が増えるようにと必死だった。

 ▽土井健史の話 環境が整わず、練習不足だった。ばててしまい、後手に回ってしまった。(天理大柔道部の暴力)問題がある中で出させてもらったのに、優勝できず申し訳ない。(共同)

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2013年10月14日のニュース