三保ケ関勢が春日野部屋へ転属 木村庄之助は来場所復活

[ 2013年10月3日 19:27 ]

 日本相撲協会は3日、東京・両国国技館で理事会を開き、三保ケ関親方(元大関2代目増位山)やロシア出身の幕内阿覧ら力士6人、行司ら三保ケ関部屋所属だった計12人について、同じ出羽海一門の春日野部屋への転属を承認した。

 三保ケ関部屋は同親方が大相撲九州場所中の11月に65歳の定年となり、後継者もいないため秋場所を最後に消滅した。床山1人は北の湖部屋へ移る。

 7月の名古屋場所から空位だった最高位の立行司の木村庄之助に、式守伊之助(63)=本名畠山三郎、青森県出身、友綱部屋=が九州場所の番付で第37代として昇格することも決まった。三役格の式守錦太夫(53)=本名野内五雄、大阪府出身、宮城野部屋=が第40代式守伊之助に昇進する。

 また、来年1月の初場所の番付から、幕内格行司の木村玉治郎(52)=本名武田雅史、福島県出身、立浪部屋=が三役格となり、床山の最上位の特等に床佐渡(62)=本名安田秀一、北海道出身、佐渡ケ嶽部屋=が昇進する。

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2013年10月3日のニュース