中村さん死去に竹田JOC会長「信じられない」原監督「影響を受けた」

[ 2013年10月3日 20:30 ]

中村(旧姓河西)昌枝さん

「東洋の魔女」主将・中村昌枝さん死去

 1964年東京五輪のバレーボール女子で金メダルを獲得し「東洋の魔女」と呼ばれた日本代表で主将を務めた中村昌枝(なかむら・まさえ=旧姓河西=かさい)さんが3日午前0時半、脳出血のため東京都内の病院で死去した。

 各界から追悼コメントが寄せられた。

 ▼竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長の話 信じられない思いでいっぱいだ。1964年東京五輪では多くの国民に勇気と感動を与えてくれた。2020年東京五輪招致も応援してもらい、楽しみにされていたので残念でならない。

 ▼原辰徳・プロ野球巨人監督の話 とにかくスポーツがお好きで、自分の経験談をよく話してくれた。影響を受けたアスリートの先輩の一人。ジャイアンツが好きで、応援してくれていたことを思い出す。

 ▼荒木田裕子・日本バレーボール協会強化事業本部長代理の話 体調を崩しているというのは聞いていたが…。いつも背筋がシャキッとしていて体力、エネルギーがあり、律義な方だった。

 ▼羽牟裕一郎・日本バレーボール協会会長の話 生涯にわたり日本バレーの発展にご尽力いただきました。ご遺志に応えるべく関係者一同、力を合わせて日本バレーを盛り上げていく所存です。

 ▼真鍋政義・女子日本代表監督の話 大変驚いています。中村さんの思いやご活躍に恥じぬよう、日本バレーボール界を挙げて若手育成に取り組み、「東洋の魔女」の再現を目指します。

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2013年10月3日のニュース