苦節6年…肥後ノ城、史上5番目の十両スロー昇進

[ 2013年10月3日 06:00 ]

新十両昇進を決めた肥後ノ城は部屋の看板の前でガッツポーズ

 日本相撲協会は、大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の番付編成会議を行い、肥後ノ城(28=本名・緒方政和、木瀬部屋)の新十両昇進を決めた。再十両は木村山(32=春日野部屋)と琴弥山(30=佐渡ケ嶽部屋)の2人となった。

 初土俵から所要35場所で関取の座をつかんだ。東京都墨田区の木瀬部屋での会見で、肥後ノ城は「ドキドキして、ほとんど睡眠をとっていなかった。やっと落ち着ける」と喜びをかみしめた。

 日体大時代にタイトルがなく、体が小さいと判断して角界入りを一度は断念。大学卒業後、地元・熊本市のスポーツ施設で働いた。「社会人になって稽古量が落ち、試合で勝てず悔しかった。ライバルだった土佐豊らが活躍していたのでプロでやりたいと思った」と07年10月、熊本農高の先輩で木瀬部屋の力士と食事中、角界入りを決意。受検制限は23歳未満で、23歳の誕生日の4日前だった同年11月の新弟子検査を受けた。そこから苦節6年、学生相撲経験者では5番目の遅さでの新十両昇進。「見ている人に楽しんでもらえる、きっぷのある相撲を取りたい」と地元九州での活躍を誓っていた。

続きを表示

「渋野日向子」特集記事

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

2013年10月3日のニュース