松山にエース級の期待!マスターズ覇者とペア濃厚

[ 2013年10月3日 06:00 ]

練習ラウンドへ向かうカート上で大笑いする松山(左)と丸山

 男子ゴルフの米国選抜と世界選抜の団体戦「プレジデンツ・カップ」(米オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)に出場する松山英樹(21=東北福祉大4年)が初出場ながらエース級の期待を懸けられた。1日はマスターズ覇者のアダム・スコット(33=オーストラリア)と試合で組むことを想定してラウンドした。

 松山とスコットは交互に相手のボール打って、互いの飛距離、使用球の打感の違いを確かめた。想定しているのは2日目と3日目午後にある2人が1球のボールを交互に打つ「フォアサム」形式。今年のマスターズを制したスコットは世界ランク2位で、世界選抜では勝利を計算されているエースだ。

 松山は「試合では誰と組むか分からない」としたが、副主将の丸山は「多分、2人は組むことになる」と話し、松山について「ニックが数ホール見て、“凄いね”と言っていた。飛距離、クオリティーが申し分ないと」と主将のプライスがスコットの相棒にふさわしい実力があると認めたことを明かした。

 「調子はまあいいんじゃないですか」と語る松山は豪華ペアで世界にその名をとどろかす。

 ▽試合方式 全てマッチプレーで争われ、第1日は2人のスコアの良い方を採用するフォアボール6試合、第2日は2人で1つのボールを交互に打つフォアサム6試合。第3日の午前にフォアボール5試合、午後にフォアサム5試合を行い、最終日はシングルス12試合で争う。勝ちは1点、引き分けは0・5点で4日間5ラウンドのポイントを合計する。
 

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2013年10月3日のニュース