藍　出遅れ、まさかの４パットも「朝から集中力が散漫」

第１日、４オーバーで56位と出遅れた宮里藍

日本女子オープン選手権第１日

（10月3日 神奈川県相模原ＧＣ＝６６５２ヤード、パー７２）
　パットの名手として知られる宮里藍が、序盤に信じられない形でスコアを落とした。２番で８０センチのパーパットを外すと、３番は１メートル、返しの３０センチと連続でカップに蹴られてまさかの４パット。「朝から集中力が散漫な感じだった」とうなだれた。

　宮城・東北高出身の宮里藍にとって前週のミヤギテレビ杯ダンロップは思い入れがあった。優勝を目前にしながら、最後に崩れて勝利を逃し「特別な場所で最終日はプレッシャーを感じたし、先週（力を）出し切った感じがあった」と、燃え尽きた感覚をぬぐい去れなかった様子。それでも４番以後は３バーディー、３ボギーと持ちこたえ「やるべきことをやって（自分の課題を）解決したい」と第２ラウンドからの立て直しを誓った。