成年女子 山形12年ぶりV“苦い経験”生かした

[ 2013年10月3日 06:00 ]

 国民体育大会「スポーツ祭東京2013」は2日、味の素スタジアムほかで行われ、バレーボールの成年女子決勝は山形(パイオニア)が佐賀(久光製薬)を3―1で下し、12年ぶり2度目の優勝を果たした。成年男子は愛知(豊田合成)が広島(JT)に3―2で競り勝ち、2連覇で3度目の頂点に立った。サッカーの成年男子決勝は岐阜(岐阜セカンド)が東京(選抜)を1―0で退けて初制覇。テニスは成年男子、少年男女を東京が制し、成年女子は静岡が優勝した。セーリングは台風の影響で最終日の全レースが中止となり、4種目が1日までの成績で順位が決まった。

 プレミアリーグ勢のバレーボール成年女子決勝はパイオニアの山形が、久光製薬の佐賀を退けた。粘り強いレシーブを武器にラリーで競り勝ち、流れをつかんだ。2セットを連取して優位に立ち、1セットを落としたものの押し切った。エースの三橋は「どこのチームより練習を頑張った。レシーブが上がるようになると、スパイク、ブロックも良くなった」と話した。昨季のリーグ戦は5勝23敗で最下位の8位。入れ替え戦で辛くも残留した。苦い経験からオフに練習量を2倍に増やした成果が出た。

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2013年10月3日のニュース