村上、床運動5位で決勝へ 笹田、寺本も個人総合突破

[ 2013年10月3日 07:34 ]

笹田夏実の床運動

 体操の世界選手権第3日は2日、ベルギーのアントワープで女子予選が終了し、前日の2班で演技した東京・明星高2年の17歳、村上茉愛(池谷幸雄倶楽部)が床運動で14・466点の5位となり、種目別では日本勢でただ一人上位各8人(各国・地域最大2人)による決勝に進出した。村上は跳馬では12位で突破できなかった。

 個人総合ではこの日の4班で18歳の笹田夏実(東京・帝京高)が4種目合計54・166点の18位、最終5班で愛知・名古屋経大市邨高3年の17歳、寺本明日香(レジックスポーツ)が53・182点の24位となり、上位24人の決勝に進んだ。予選の得点は持ち越さない。種目別で笹田は段違い平行棒で14・100点の13位、寺本は床運動で13・600点の15位が最高。

 3日午後8時(日本時間4日午前3時)からは男子個人総合決勝が行われ、前人未到の4連覇に挑む予選1位の内村航平(コナミ)と3位の加藤凌平(順大)が登場する。

 ▼寺本明日香の話 練習から器具に合わず、不安要素があった。頭がぼーっとして集中できていなかった。最初の段違い平行棒での失敗を最後まで引きずった。(共同)

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