遼 シード獲得へ15位発進 パー5でしっかり3バーディー

[ 2013年9月7日 06:00 ]

第1ラウンド、10番でショットを放つ石川遼

ウェブドットコムツアー チキータ・クラシック第1日

(9月5日 米ノースカロライナ州デービッドソン リバーランCC=7321ヤード、パー72)
 石川遼(21=CASIO)が70で回り、首位と3打差の15位スタートを切った。3つのバーディーを全てパー5で稼ぎ、ボギーは難度が高いアウトの1つだけに抑えた。ニック・オハーン(41=オーストラリア)ら4人が67でトップ。米ツアーとの入れ替え戦に位置付けられるシリーズで、4試合の総賞金額上位25人が来季米ツアーの出場資格を得る。

 スコアメークのポイントをしっかり押さえていた。石川は4ホールあるパー5で3バーディー。チャンスホールでしっかりと伸ばして、首位と3打差の15位に付けた。

 パーオン率は50%だが、サイドに振られたピンを積極的に狙った結果、カラーに乗ったホールがいくつかあった。アグレッシブでもショットは乱れていなかった。4試合しかないファイナルシリーズの初戦は予選落ち。悔しさを味わう一方で、収穫もあった。前週の2日目は4アンダーを出しショットに手応えを感じていた。大会はバナナで有名な「チキータ」がスポンサー。関係者によると、バナナが食べ放題で、石川もよく口にしているという。バナナのように、ここから上昇カーブを描く。

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2013年9月7日のニュース