全柔連新会長が大会初視察 全日本ジュニアであいさつ

[ 2013年9月7日 11:37 ]

全日本ジュニア体重別選手権の開会式であいさつする全柔連の宗岡正二新会長(右から2人目)

 8月21日に全日本柔道連盟(全柔連)の新会長に就任した新日鉄住金の宗岡正二会長兼最高経営責任者が7日、埼玉県上尾市の埼玉県立武道館で行われた全日本ジュニア体重別選手権を訪れ、会長就任後初めて大会を視察した。

 全柔連は相次ぐ不祥事に揺れ、強豪の天理大で部内の暴力行為が発覚したばかり。宗岡会長は開会式で「大変残念だが、何人かの選手が出場を辞退する不祥事が発生した。一日も早く国民、社会の信頼を取り戻せるように一致団結していきたい」などとあいさつした。若手の出場選手に向け「勝ち負けにこだわることなく、日本柔道の再生に向けて立派な試合をしていただきたい」とメッセージを送った。

 出場予定だった天理大の7選手全員が、無期限の活動停止処分により欠場した。

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2013年9月7日のニュース