久子さまが冒頭で支援に謝意 招致言及せず

[ 2013年9月7日 23:44 ]

IOC総会での東京のプレゼンテーションで、あいさつされる高円宮妃久子さま
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20年五輪招致最終プレゼン

 高円宮妃久子さまは国際オリンピック委員会(IOC)総会の東京プレゼンテーションの冒頭で、流ちょうなフランス語と英語で約5分間、東日本大震災の被災地支援への謝意を伝えられた。

 久子さまは、猪瀬直樹東京都知事らのユニホームとは異なる白いジャケット、ベージュのスカート姿で入場。トップバッターとしてマイクの前に立った。

 IOCの支援プログラムに触れ「多くの子どもたちに笑顔を、若いアスリートには希望を与えた」と称賛。「心からの感謝をIOC委員に伝えられるのは喜ばしい」とした。スピーチが終わると、会場から盛んに拍手が起きた。

 一方、「皇室は招致活動に関与しない」との前提での出席だったため、直接、東京への投票を呼び掛ける言葉はなかった。(共同)

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2013年9月7日のニュース