全柔連と吉村前強化委員長 助成金返還個人負担額で協議 

[ 2013年8月20日 23:19 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)が日本スポーツ振興センター(JSC)から不正受給した指導者向け助成金の返還問題で、吉村和郎前強化委員長が20日、東京都文京区の講道館を訪れ、小野沢弘史専務理事らと個人負担額について協議した。吉村氏は「何も話すことはない」としたが、全柔連幹部によると負担配分などに対して意見が食い違ったという。

 全柔連はJSCに返還する6055万円を立て替え、内部留保金を引いた3678万円を理事や強化委員らによる寄付形式で返済を決定。吉村氏は助成金問題を調査した第三者委員会から責任が最も重いと指摘を受け、負担額が大きいと予想される。

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2013年8月20日のニュース