松山はシード権獲得決め「日本に帰れると考えたらうれしい」

[ 2013年8月20日 06:00 ]

最終ラウンド、ホールアウトし、サインに応じる155位の松山英樹

USPGAツアー・ウィンダム選手権最終日

(8月18日 米ノースカロライナ州グリーンズボロ・セッジフィールドCC=7127ヤード、パー70)
松山英樹(21=東北福祉大)は66をマークし通算8アンダーで15位。今季の獲得賞金はランク105位相当となりシード権を獲得した。

 松山は66で15位に入った。獲得賞金77万1640ドル(約7480万円)はランク105位に相当。目標だったシード権獲得が決まり「きょうで日本に帰れると考えたらうれしい。毎日のラウンドの最中は長くて、でも終わってみれば早くて充実していた」と白い歯を見せた。

 全英オープンから続く5連戦で体はボロボロだった。大会2日目を終えて棄権も考えたほど。ラウンド中は時折、腰を押さえるしぐさを繰り返したが、腰に負担のかからないように最後まで振り切らないスイングを心掛けた。20日に帰国。体の状態を調べるため精密検査を受ける予定だ。1カ月半にわたる長期遠征の疲れも取るため29日開幕の日本ツアー、バナH杯KBCオーガスタ(福岡・芥屋GC)は欠場する。

 ◆松山28位に浮上 男子ゴルフの18日付世界ランキングが発表され、松山英樹は前週から1つ上げて28位と自己最高位を更新した。藤田寛之は3つ下げて93位、石川遼は2つ上がって151位だった。女子ゴルフの19日付世界ランキングでは、宮里藍は前週と同じ13位、宮里美香は1つ上がって17位。日本ツアーのNEC軽井沢72で優勝した成田美寿々が121位から88位に浮上した。

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2013年8月20日のニュース