松山、入念に約5時間調整 全英オープンへ日本勢が練習

[ 2013年7月16日 08:21 ]

練習ラウンドで調整する松山英樹

 18日開幕の男子ゴルフのメジャー第3戦、全英オープン選手権に出場する日本勢が15日、英北部ガレーンのミュアフィールド・リンクスで練習ラウンドを行い、期待がかかる初出場の松山英樹は1人で約5時間をかけて18ホールを回って調整し、深いラフやバンカーからのショットやアプローチを入念に確認した。

 松山は「日本の比じゃないほど風が重い。これだけ地面が硬いのも初めて。どう対応していいか分からないのが現実」と口にした。リンクスでのプレーの難しさを実感したが「その中で、どれぐらいで回れるか試したい。きょうはショットがしっくりきそうな雰囲気があった」と闘志をかき立てた。

 第1、第2ラウンドでは世界ランキング2位のロリー・マキロイ(英国)、6月の全米オープン選手権2位のフィル・ミケルソン(米国)と同じ組に入り「すごくいい組に入れてもらった。なかなか回ることができない2人」と楽しみな様子。「世界のトップ選手の技術も見ていきたいけど、そういう余裕はないと思う。まずは自分のプレーをしっかりしたい」と気を引き締めた。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2013年7月16日のニュース