自転車全日本プロ選手権　中川がスプリント初優勝

　自転車の全日本プロ選手権トラック種目は２０日、大阪府岸和田市の岸和田競輪場で行われ、スプリントは決勝でロンドン五輪代表の中川誠一郎（熊本）が、２連覇を狙った河端朋之（岡山）を下して初優勝した。ケイリンはゴール前の競り合いを制した園田匠（福岡）が浅井康太（三重）の２連覇を阻んで初制覇した。

　１０００メートルタイムトライアルは同五輪代表の新田祐大（福島）が１分３秒８８５で２年ぶり４度目の優勝。４０００メートル個人追い抜きは地元の岡嶋登（大阪）が４分４３秒６４１で初優勝し、エリミネーションレースは舛井幹雄（三重）が制した。