有村33位浮上 今季自己最高の65マーク

[ 2013年5月20日 06:00 ]

ラウンドを終えて笑顔がこぼれる有村(右)

USLPGAツアー モービル・ベイ・クラシック第3日

(5月18日 米アラバマ州モービル RTJトレール・マグノリアグローブ(6532ヤード、パー72)
 70位から出た有村智恵(25=日本ヒューレット・パッカード)はボギーなしの1イーグル、5バーディーで65とスコアを伸ばし、通算7アンダー、209の33位に順位を上げた。46位から出た片平光紀(23=フリー)も68で回り、33位に浮上した。66をマークしたチェラ・チョイ(22=韓国)が通算17アンダーで首位に立った。

 前半はすべて2パットのパーだった有村が、12番からの7ホールで7つ伸ばした。後半は「人が変わったかと思った」と本人も驚く29。今季自己最高の65をマークした。きっかけは10番の2メートルのパーパットだった。「ずっと試行錯誤を続けていた」という打ち方を以前のものに戻すとイメージ通りにカップへ。ピン手前6メートルに2オンしたパー5の16番では、スライスラインを見事に沈めてイーグルを決め、跳び上がって喜んだ。

 パットの復調に「やっと自分らしいゴルフができた」と笑顔。もともとカット軌道で打つ癖があり「オフに真っすぐに打とうと修正した」が、結果的に調子が狂った。ショットは好調を保っている。「これ(パット)を自分のものにできればどんどん良くなる」と自らへの期待を語った。

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2013年5月20日のニュース