遼攻めて32位浮上「もうちょっといけたかな」

[ 2013年5月20日 06:00 ]

第3ラウンド、15番でバンカーショットを放つ石川遼

USPGAツアー HPバイロン・ネルソン選手権第3日

(5月18日 米テキサス州アービング TPCフォーシーズンズ=7166ヤード、パー70)
 53位から出た石川遼(21=CASIO)は3バーディー、1ボギーの68で回り、通算3アンダー、207の32位に浮上した。68で回ったキーガン・ブラドリー(26=米国)が通算13アンダーに伸ばして初日からの首位を維持した。ベサンムン(26=韓国)が1打差の2位につけた。

 強い風が吹く中、石川は積極的な姿勢だけは失わなかった。「攻めていこうとして、(結果として)ボギーを少なく抑えられた」。10番スタートで序盤は苦しみ、15番では2・5メートルのパーパットを外したが、終わってみればボギーはこれだけだった。18番で花道からチップインバーディー。石川は「スコアはもうちょっといけたかな」と悔しさものぞかせたが「このゴルフができていれば何ら問題はない」と手応えを口にした。今季はマスターズの38位が最高で、賞金ランキングは171位に沈んでいる。久々の上位進出を望める最終日に向け、「賞金も懸かってくる」と気を引き締めた。

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2013年5月20日のニュース