キンクミ1打及ばず2位「悔しいのひと言」

[ 2013年5月20日 06:00 ]

17番、右のラフに打ちこみキャディーと話をする金田

女子ゴルフツアー ほけんの窓口レディース最終日

(5月19日 福岡県福岡市 福岡カンツリー倶楽部和白コース(6304ヤード、パー72)
 5位から出た金田久美子(23=ミュゼプラチナム)が4バーディー、3ボギーの71で通算5アンダーに伸ばし、若林舞衣子(24=ヨネックス)とともに2位に入った。前日首位のO・サタヤ(29=タイ)が72にまとめて通算6アンダーで逃げ切り、女子のタイ勢で初の日本ツアー優勝を果たした。

 2番で20メートルのパットを沈めるなど、出だしの1番から3連続バーディーで一時は首位に並んだ金田だったが、バックナインで伸ばせなかった。15、17番でボギーを叩き、優勝スコアに1打届かず2位。「終盤はショットが曲がりだして、本当に苦しいゴルフでした。17番も飛ばしにかかってティーショットを左に曲げてしまった」と勝負どころでの失速を嘆いた。かつての天才少女も8月には24歳。11年フジサンケイ以来、2年ぶりの2勝目に絶好のチャンスだっただけに「悔しいのひと言」と残念がった。

 それでも今季2度目のベスト10入りで日本勢最高の2位。賞金948万円を加え、今季賞金は1563万3000円で前週の37位から15位にアップした。今週は地元・愛知県で行われる中京テレビ・ブリヂストン。調子は上向きでエンジンがかかってきただけに「次も上位を狙って頑張ります」と気持ちを切り替えていた。

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2013年5月20日のニュース