宮里藍、今季初の予選落ち…パット不調「そういう一日」

[ 2013年4月28日 06:00 ]

第2ラウンド、4番でラインを読む宮里藍

USLPGAツアーノーステキサスLPGAシュートアウト第2日

(4月26日 米テキサス州アービング ラスコリナスGC=6439ヤード、パー71)
 96位から出た宮里藍(27=サントリー)はパットが決まらず、3バーディー、4ボギーの72で回り、通算4オーバーの81位で今季初めて予選落ちした。上田桃子(26=フリー)は70で回り通算1オーバーの45位で第3ラウンドに進んだ。宮里美香(23=NTTぷらら)は73で通算6オーバーの101位で予選落ち。71で回ったカロリーン・マソン(ドイツ)が通算7アンダーで首位。80選手が予選を通過。今大会は変則的で第3ラウンド後に50位までの絞り込みが行われる。

 18番パー5は5メートルのバーディーパットがカップ横を通過した。宮里は1打及ばず昨年8月のカナダ女子オープン以来で今季初の予選落ち。「18番も思ったところにしっかり打ったのに、風の影響を受けて切れなかった。そういう一日だった」と最後まで入らなかったパットを嘆いた。

 3番パー5で第1打を左のブッシュに打ち込むなど前半はショットが乱れたものの、パープレーでしのいだ。迎えた10番パー5。第2打でグリーン近くまで運んだが、アプローチが寄らず、6メートルのバーディーパットも外れた。「10番でバーディーを取れなかったのが後半失速した原因」と分析したように、その後はチャンスでパットを何度も外した。17番パー3のチップインバーディーで第3日進出に望みをつないだが、届かなかった。

 次戦はキングスミル選手権(5月2日開幕、米バージニア州)。宮里は「(パットの)フォロースルーでフェースがかぶっている感じがあって、引っかけるパットが何回かあった。それを修正すれば来週は大丈夫」と前を向いた。

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2013年4月28日のニュース