日馬 連覇へ「全身全霊で自分の相撲を取る」

[ 2013年3月10日 06:00 ]

土俵祭りに参加した(後列左から)横綱白鵬、横綱日馬富士、大関稀勢の里

 大相撲春場所は10日、大阪・ボディメーカーコロシアムで初日を迎える。9日は土俵祭りが行われ、両横綱や北の湖理事長(元横綱)らが場所中の安全を祈願した。

 初めて東の正横綱で臨む日馬富士(28=伊勢ケ浜部屋)は場所前に臀(でん)部をやけどするアクシデントもあったが大事には至らず、古傷の両足首の状態も良好。多くは語らなかったが「気合が入ります。一番一番集中したい。全身全霊で自分の相撲を取る」と、初の春場所制覇へ力を込めた。場所担当の中川親方(元幕内・旭里)によると、入場券の売れ行きは9日間の大入り(満員)を記録した昨年より若干上回っている。北の湖理事長は「日馬富士は(初場所で)全勝優勝しているし、白鵬も意地がありますから」と両横綱中心の賜杯レースを予想した。

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2013年3月10日のニュース