カー娘・美余主将 おそろい水色シャツで結束

[ 2013年3月10日 06:00 ]

カーリング中部電力の藤沢、市川、清水、松村、佐藤(左から)はお揃いのシャツを着て世界選手権へ出発

 チームの絆をファッションで示した。カーリング女子日本代表の中部電力が9日、世界選手権(16日開幕、ラトビア・リガ)へ成田空港から出発。初出場となる大舞台は、14年ソチ五輪出場権がかかる。

 サードの市川美余主将(23)ら5人は、おそろいの水色のシャツを着て空港に。「一緒の服を着て出発するなんて、今までにないんじゃないですかね」と笑みを浮かべた市川主将は、「今持っている力を出してきます。出るからにはメダルが欲しい」と気合を入れる。スキップの藤沢五月(21)も「今までの練習を信じて戦う。ベスト4以内に入ることができれば」と上位進出に照準。心を一つにして、ソチ切符をつかみ取る。

 ▼カーリングのソチ五輪出場への道 出場枠は男女とも10。(1)12、13年の世界選手権の順位を得点化し、開催国のロシアを除く上位7チームが出場権を獲得(日本は12年不出場のため今大会の上位進出が必須)(2)残る2枠は今年12月に予定される世界最終予選で決まる。

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2013年3月10日のニュース