今井　山の神から野人へ「本能で走る」「攻め込む」

報道陣の質問に答える今井正人

　２４日の東京マラソン（東京都庁～東京ビッグサイト）の招待選手が２２日、都内で会見した。男子は２時間８分切りで日本人トップになれば８月の世界選手権（モスクワ）代表に決定。初の世界大会を目指す今井正人（トヨタ自動車九州）は「本能で走る“野人”という感覚を大事にして走りたい」と気合を入れた。

　順大時代に箱根駅伝５区で活躍し“山の神”と呼ばれたが、過去５度のマラソンは２時間１０分３２秒が自己ベスト。これまで高い理想を追求しすぎて自ら重圧をかけていたが、今大会は心に余裕を持って調整。「東京では最後まで攻め込む走りがしたい」と力を込めた。