藤田 脇腹痛に耐え…1回戦敗退も「今後につなげたい」

[ 2013年2月23日 06:00 ]

マット・クーチャー(後方)に敗れ、残念そうな表情で引き揚げる藤田寛之

 世界選手権シリーズのアクセンチュア世界マッチプレー選手権は21日、米アリゾナ州のダブマウンテンGCで前日に続いて1回戦(18ホール)を行い、3ダウンから再開した藤田寛之(43=葛城GC)はマット・クーチャー(米国)と15、16番を分け、3アンド2で敗退した。世界ランク2位のタイガー・ウッズ(米国)、同1位のロリー・マキロイ(英国)も初戦で敗れた。コースの雪解けに時間がかかったことで再開も遅れ、1回戦の2試合が終わらなかった。

 3ダウンで残り4ホールの瀬戸際から再開した藤田だったが、大逆転はならなかった。この日の最初の一打、15番のバーディーパットを外すと、16番も4メートルのバーディーチャンスを逃して万事休す。雪のため2日にわたった1回戦。右脇腹に痛みを抱えながら10年の米ツアー賞金王に食らい付いた16ホールを「序盤は良いゴルフをした。今後につなげたい」と笑みも浮かべた。4月のマスターズまで米国に滞在。次は2週後のキャデラック選手権(米フロリダ州)に出場する。

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