錦織圭「痛みはない」 左膝検査で異常なし

[ 2013年1月10日 20:02 ]

全豪オープンを前に練習する錦織圭

 14日に開幕するテニスの全豪オープンの男子シングルスで第17シードに入った日本のエース、錦織圭(日清食品)が10日、会場のメルボルン・パークでの練習後に取材に応じ、前週のブリスベーン国際で炎症を起こした左膝について「きのう(9日)診てもらって異常がなかったので、あとは気持ちの問題。痛みはない」と不安を打ち消した。

 約1時間の練習では添田豪(空旅ドットコム)と打ち合って汗を流した。前戦のブリスベーン国際は1回戦から3試合を勝ち上がって4強入りし、左膝の影響で準決勝を途中棄権した。「テニスの感触自体はとてもいい。思ったよりもいいスタートが切れた」と手応えを口にした。

 昨年は全豪で四大大会初の8強入りを果たし、世界ランキングで20位以内をキープする飛躍のきっかけをつかんだ。「8強以上を目指す。そのためにはトップの選手に勝っていかなければいけないので、その壁を破りたい」と意気込んだ。(共同)

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2013年1月10日のニュース