東レパンパシテニス、ことし限りか ツアーの当初日程外れる

[ 2013年1月10日 08:58 ]

 女子テニスのツアー公式戦として1984年に始まり、シュテフィ・グラフ(ドイツ)ら世界のトップ選手が活躍した東レ・パンパシフィック・オープンが、30回を迎えることしで終了する可能性があることが9日、分かった。ツアーを統括するWTAツアーが同日発表した2014年の当初日程から外れた。

 東レの大会事務局は「大会の格を下げて実施できないか、WTA側と交渉している。来年の日程が確定するのは夏ごろと認識している」と話した。ことしは9月に東京・有明テニスの森公園で行われ、来年の同時期には東レに代わる大会が中国の武漢で開催される。

 大会の歴代優勝選手には95年のクルム伊達公子(エステティックTBC)に加え、グラフ、マリア・シャラポワ(ロシア)らが名を連ねる。(共同)

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2013年1月10日のニュース