日馬富士　一転鋭さなし…稀勢に６連敗も「勝ち負けじゃない」

どっちが横綱？稀勢の里（右手前）に連敗を喫した日馬富士（左下）は他の力士の手を借りて立ち上がる

二所ノ関一門連合稽古

（1月9日）
　日馬富士は前日とは別人だった。稀勢の里には圧力に屈して７番でわずかに１勝。琴奨菊に６戦全勝で７勝６敗と白星が上回ったものの、疲労からか立ち合いに鋭さがなく、動きは悪かった。稽古後は付け人にマッサージさせるなど右肩を気にしていたが「右肩は大丈夫」と平然を装った。稀勢の里に６連敗したことを聞かれると「稽古は勝ち負けじゃない。勝負なら勝てますよ」と強がってみせた。