伊藤華英 涙で現役生活に別れ「もう悔いはない」

[ 2012年9月18日 06:00 ]

引退レースを終え涙ぐむ伊藤華英(左)

ぎふ清流国体水泳最終日

(9月17日 岐阜長良川スイミングプラザ)
 北京、ロンドン両五輪代表の伊藤華英(27=千葉・セントラルスポーツ)が現役生活最後のレースとして女子成年400メートルメドレーリレーに出場した。千葉の一員として北京五輪後に背泳ぎから転向した自由形を泳いで4位でフィニッシュ。

 高校2年時の01年世界選手権で代表デビューし美少女スイマーとして注目され、第一線で活躍し続けた27歳は「もう悔いはない。頼りがいのある高校生も出てきた。後輩たちに託したい」と涙で現役生活に別れを告げた。今後は「体のことやコーチングを勉強したい」と大学院進学や海外留学を考えている。

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2012年9月18日のニュース