「強いペアが勝たなければ」経験の差見せた武田、浦組

[ 2012年4月6日 12:45 ]

男子軽量級ダブルスカル第2レースで須田、西村組を破ってロンドン五輪アジア予選の代表に決まり笑顔の武田(手前)、浦組
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ボート・ロンドン五輪アジア予選 男子軽量級ダブルスカル再レース

(4月6日 戸田漕艇場)
 独特の緊張感に包まれた再レースは2004年アテネ、08年北京の両五輪でペアを組んだ武田、浦組が経験の差を示し、ベテランの執念を実らせた。

 第1レースは序盤に出遅れながら、若い須田、西村組を逆転。第2レースは「2連勝で決める」(武田)と宣言した通り、前半からフルパワーで先行し逃げ切った。ゴール後は2人でガッツポーズをつくり、関係者から花束を渡された。

 学生や家族連れがコース脇で観戦。再レース決定から1カ月しかなかったが、38歳の武田は「ボート界の将来のためにも強いペアが勝たなければいけない」と急ピッチで仕上げ、5大会連続の五輪出場へ道を開いた。

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