「お父さんは何歳だ」 松山、大ベテランとの会話でほぐれた緊張

[ 2012年4月6日 08:49 ]

第1ラウンド、9番でバーディーパットを決め観客の声援に応える松山英樹

第76回マスターズ第1日

(4月5日 米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
 松山は3バーディー、2ボギーの71と好発進。1番(パー4)で豪快なドライバーショットを放つと、第2打を2・5メートルにつけて堂々のバーディー発進。拍手を浴び、胸を張って歩いた。

 スタートの時は「昨年よりも緊張した」と振り返った松山。それでも8番で、同組でメジャー8勝を挙げているトム・ワトソン(米国)に話しかけられ、気持ちが和らいだ。「君のお父さんは何歳だ、と聞かれたので、57、58歳と答えたら『私は62歳だ』と言われた」。

 その後の9番(パー4)では第2打をピン30センチにつけるスーパーショット。17番(パー4)も同じ9番アイアンで50センチにつけ、ともにバーディー。「すごく回りやすかった」と感謝する松山に、ワトソンは「まだ粗削りだけど、球の打ち分け方など、すごく才能を感じさせる」と20歳のアマチュア選手をたたえた。

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2012年4月6日のニュース