北島２位通過　決勝へ「記録よりも勝負でしょう」

＜水泳日本選手権　男子２００メートル平泳ぎ準決勝＞立石（上）をリードして泳ぐ北島（下）

競泳ロンドン五輪代表選考会兼日本選手権第４日

（4月5日 東京辰巳国際水泳場）
　男子２００メートル平泳ぎ準決勝で、北島康介（２９＝日本コカ・コーラ）は２分９秒２５の全体２位で通過した。

　１００メートルで５８秒９０の日本記録を出して４大会連続の五輪出場を決めてから中１日のレース。立石諒（ＮＥＣグリーン）に０秒２３遅れたが、全体４位だった午前の予選２分１１秒９１からしっかりタイムを伸ばした。６日の決勝へ向けて「記録よりも勝負でしょう。最後１本負けないように、（五輪を）決めたい。（ラストで）死なないことでしょう」と気を引き締めていた。