星 驚速日本新!1秒22更新で五輪決め「夢みたい」

[ 2012年4月6日 06:00 ]

<水泳日本選手権 女子200メートルバタフライ決勝>声援に応える(左から)2位の打越、1位の星、3位の加藤

競泳ロンドン五輪代表選考会兼日本選手権第4日

(4月5日 東京辰巳国際水泳場)
 女子200メートルバタフライ決勝、場内のどよめきの意味を星が知ったのは、目を細めて掲示板を見つめた時だった。自身の持つ日本記録を一気に1秒22更新する2分4秒69。昨年の世界選手権のVタイムを0秒86も上回れば「信じられない」を繰り返すのも当然だった。

 100メートルを1分0秒65で入ったが「そんなに速いとは思わなかった」ことが、後半の粘りにつながった。キックに定評があった星にとって、課題は腕のかきとターン。先月までの中国・大理での高地合宿では、腰に強力なゴムをつけ30秒間泳いで引っ張る練習で「以前は20メートルだったのが22~23メートルに伸びた」ことが、進歩を物語っていた。

 「生涯で出したいタイムが4秒台だった。このタイムが“まぐれ”にならないように、もう一度出したい」。もう一度、はロンドン。北京五輪では代表最年少だった少女は今、有力なメダル候補として再び世界の舞台に立つ。

 ◆星 奈津美(ほし・なつみ)08年北京五輪代表。11年世界選手権の女子200メートルバタフライで3位と0秒01差の4位。同種目の日本記録保持者。早大4年、スウィン大教。1メートル64、53キロ。21歳。埼玉県出身。

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