北島 高速水着禁止後世界最速タイムでV!

[ 2012年4月6日 23:16 ]

男子200メートル平泳ぎで優勝し、声援に応える北島康介。左は2位の立石諒

日本選手権第5日

(4月6日 東京辰巳国際水泳場)
 五輪王者は強かった。男子200メートル平泳ぎで北島が2010年の高速水着禁止後では世界最速のタイムをマーク。ロンドンで3大会連続の2冠に挑む権利を獲得した。150メートルまで日本記録を上回るペースで飛ばし、7歳年下の立石を抑えたエースは「まだこういうレースができることを証明できた」とうなずいた。

 練習不足で臨んだ昨年の世界選手権決勝は150メートルまで世界新ペースだったが「いっぱいいっぱいだった」と息切れして2分8秒63の2位。だが今回は冬場の土台づくりの成果が出て、五輪でも「そこが勝負」になるとみる残り約15メートルからの泳ぎが崩れなかった。

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2012年4月6日のニュース