“山の神”柏原が新社会人の抱負「マラソンで五輪に行きたい」

[ 2012年3月30日 16:20 ]

富士通入社を前に記者会見する柏原竜二。左は福嶋正監督

 東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)の山上りの5区で大活躍した陸上男子長距離の柏原竜二(22)=東洋大=が30日、実業団の富士通入社を前に東京都港区で記者会見し「競技生活は32、33歳くらいまでと思う。その中で1回は五輪へ行きたい。マラソンで2時間6分台を目指したい」と抱負を語った。

 今季はトラック種目に出場してスピードを強化し、マラソン初挑戦は入社3年目の2014年ごろを目指している。

 4月2日に入社式を行い、新しいユニホームで迎える初戦は兵庫リレーカーニバル(4月21、22日・神戸)となる。既に一足早く、28日まで宮崎県延岡市で行われた実業団選抜の合宿にも参加した。「山だけでなく平地でも結果を残してきたつもり。自信を持って強い選手に挑戦したい」と意欲的に語った。

続きを表示

2012年3月30日のニュース