平野と伊藤の小学生コンビ今年も輝く！

全日本選手権第２日

（1月18日 東京体育館）
　昨年の女子シングルスで福原愛（ＡＮＡ）の持っていた最年少勝利記録を１０歳で塗り替え、今年も注目が集まる平野と伊藤の小学５年生コンビが輝きを放った。

　平野は一般の部の１回戦で中学生を下し、ジュニアの部の４回戦ではシードの宋恵佳（青森山田高）に３―０で完勝。この１年間で身長が６センチ伸びて１５０センチとなり、フォアの威力が増した１１歳のホープは「（宋は）今まで一度も勝てなかった相手だけど、速いボールやドライブにも慣れてきた」と誇らしげだ。

　伊藤は一般の部の１回戦で社会人を破り、ジュニアの部では平野とともに１６強入りし「自分から攻めていくことができた」と内容にも満足そう。２人は小学５年生で一般の部の４回戦に進んだ福原を超えられるか。