四日市中央工柔道部 部活中の事故で首を脱臼 全身不随状態に

[ 2012年1月18日 12:42 ]

 三重県教育委員会は18日、県立四日市中央工業高校で昨年9月、柔道部の部活動中に男子生徒が首を脱臼して重傷を負い、ほぼ全身不随の状態で現在も入院が続いていることを明らかにした。

 同校によると、生徒は愛知県内の病院に入院中。事故は休日の練習中に起こり、2人一組で寝技をかけ合っている最中に、突然ぐったりし、四日市市内の病院に運ばれた。副顧問の教員が指導しており、生徒は初段だった。

 県教委は学校から事故の報告を受けたが、生徒の保護者らの意向などを理由に事故を公表していなかった。同校は準備運動の時間を増やしたり、部員全員に任意保険の加入を義務付けたりするなどの対応策を取った。「安全管理に問題はなかったが、再発防止に努めたい」としている。

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2012年1月18日のニュース